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庭を潰して増築する費用目安は?使い方の実例や注意点を解説

2022/04/26

子供が増えたり両親と同居したりなど、家庭環境の変化で家が狭くなったと感じることはありませんか?

家の中をリフォームしたり片付けたりするのもいいですが、庭があるなら潰して増築する方法も有効的です。

小さな庭でも十分なスペースを確保できるケースも多く、実際にさまざまな使い方をしている家庭が多いです。

今回は、庭を潰して増築する実例や費用目安、注意点などについて詳しく解説します。

庭を潰して増築する費用目安は?使い方の実例や注意点を解説

庭を潰して増築!実例で見る使い方

庭を潰して増築したいけど、具体的な使い方が決まっていない家庭も多いでしょう。

そんなときは、実際に工事をして快適な空間で暮らしている人たちの実例から、使い方を参考にすることをおすすめします。

室内干しできるサンルーム

「バルコニーはあるけど虫や花粉が付くから使っていない」「フリースペースがないから洗濯物は家族が集まるリビングや脱衣所に干している」という状況に悩んでいるなら、サンルームがおすすめです。

太陽をたっぷり浴びるサンルームは、天候に左右されず室内で家族全員分の洗濯物を干せます。

また、突然来客が来ても扉を閉めておくことで隠せるので、急いで取り込む心配がありません。

開放的な空間で遊ぶ子供部屋

子供部屋を作ったけど、いつもリビングにおもちゃを持ってきて遊ぶ家庭は少なくありません。

家族みんなが集まるリビングがおもちゃでいっぱい、足の踏み場もなく怒ってばかりというママも多いでしょう。

家族の顔が見えるリビングの隣に子供部屋を増築することで「片付けなさい」という悩みを解消できます。

子供がまだ小さいうちは遊び部屋として、1人で眠れるようになったら両親の寝室としてなど、使い方も自由自在です。

突然の来客も困らない客室

突然両親や友達が遊びに来て泊まるというとき、客室がないとお断りしなくてはいけません。

家族が多いと今ある部屋に客室を作るのは大変なため、増築して来客者が泊まりに来たときに備えておく家庭が多いです。

普段は家族が昼寝したり友達とお茶をしたりと、くつろぎスペースとして活用できるので、状況に合わせて利用できる部屋が一つあると便利です。

子供が走り回れる広々リビング

一般的な建売住宅の間取りを見ると、リビングは15~16畳というケースです。

16畳の部屋にダイニングテーブルやソファー、テレビなどを置くと、子供が思いっきり走り回れる空間はわずかしかありません。

たった2畳、リビング併設の増築をするだけで、子供が走って遊べるほど開放的な空間を作れます。

庭を潰して増築で人気!サンルームとは

サンルームとは、壁や屋根などすべてガラスで作られた部屋をいいます。
ガラスのほか、透明の強化ポリエステル板などを使うケースもあり、いずれも全方向スケルトン状態の部屋です。

庭を潰して増築するとき、建築材と窓で作る一般的な部屋とサンルームと呼ばれるガラス張りの部屋のいずれかを取り入れる家庭が多いです。

サンルームは一般的な個室部屋の増築に比べて費用が安く、採光に優れていることから年中明るい部屋を作れます。

庭を潰して増築する費用目安は?

庭を潰して増築するには予算もあるので、費用目安を見ながら理想と現実を照らし合わせなくていけません。

一般的に、リビング横に約4畳の木造部屋を増築する場合、費用目安は「45万~110万円」です。
施工は、コンクリート会社や大工、鉄筋、塗装、クロス、電気工事とさまざまな業者が一つの部屋を作ります。

洋室ではなく畳敷きにする場合、畳代が加算するため洋室よりも費用は高まります。

一方、用途の多いサンルームの費用目安は、3畳で「50~90万円」ほど。
6畳は「70万~110万円」ほどと、木造部屋に比べると安めです。

環境や部屋の広さなどによって費用は大きく変わってくるので、リフォーム前に必ず見積もりを取って確認しましょう。

庭を潰して増築するときの注意点

自分の敷地の庭を潰して増築するのだから、何も注意することはないと思っていませんか?

増築するにはさまざまな制限や条件、手続きなどが必要なのです。

建築基準法は守られているか

増築するときは、エリアによって「建ぺい率」「容積率」などの制限で思うような工事ができない可能性があります。

それぞれ基準を守らずに増築すると、建築基準法に引っ掛かり厳しい罰則を受けなくてはいけません。

固定資産税が高くなる

持ち家に住んでいる限り、固定資産税と無縁の生活はできません。

固定資産税は建物に対する評価額なので、増築するとその分加算されます。

多くの場合、増築後は固定資産税が高くなるため、どれくらいアップするのか事前に計算して大体の額を予測しておきましょう。

1ヶ月以内に変更手続きが必要

現在登録している床面積が増築によって変わるため、登記や固定資産税の変更手続きを1ヶ月以内にしなくてはいけません。

必要な書類は施工業者から受け取りますが、各種手続きは自分でおこないます。

建物表題(表示)変更登記は、土地家屋調査士に依頼できるため、初めてで分からない人や不安な人はお願いした方がスムーズです。

日照確保をシミュレーション

庭を潰して増築するときは、どれくらい部屋が明るくなるのかをシミュレーションしましょう。

密集住宅の場合、近隣との距離が近く、増築したことで日が差し込まない暗い部屋になりかねません。

とくに明るい部屋を望むリビングに併設して部屋を作るときは、明るさを考えて業者へ依頼しましょう。

まとめ

庭を潰して増築することで今よりも部屋は広くなり、場合によって明るく開放的な空間を作れます。

増築はエリアによって制限がかかるケースもあるため、まずは信頼できる業者へ相談しましょう。

「株式会社トリイ建設」は実績と経験が豊富です。
気軽にご相談ください。

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