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トイレにおすすめな広さとは?広さを決めるポイントを解説します

2023/04/10

トイレは、家の中でも一日のうち、ほぼ毎日使用する場所です。
マイホームを新築したりリフォームしたりする際には、トイレにこだわりを持つ方も多くいます。

トイレを快適に使用するためには、便器の機種や機能面、デザイン性の他にも、トイレの「最適な広さ」にも気を配ることが必要です。
広さが狭すぎると、使い勝手が悪く感じるだけでなく、身動きが取りにくいため、不快な思いをすることになります。

一方、広すぎると、トイレ掃除が煩わしくなったり、光熱費の増加が懸念されることもあります。
今回の記事では、一般的なトイレの部屋の広さや便器のサイズに加え、マンション、一戸建て、リフォームなど、マイホームの種類ごとに最適なトイレの広さを解説していきます。

トイレにおすすめな広さとは?広さを決めるポイントを解説します

基本的なトイレの広さはどれくらい?

トイレは私たちの暮らしに欠かせない設備の一つです。
近年のトイレは多様なデザインと機能性を持っており、様々なニーズに応える設備になっています。

トイレは、私たちに必要不可欠な場所の一つです。
多くの人々がトイレを使用するため、トイレには多様なデザインと機能が取り入れられています。

しかし、一般的なトイレの広さは、ある程度定められており、多くの場合、使用される空間が限られているために、広さを十分に考慮する必要があります。
したがって、マイホームを建てる場合、トイレの広さを正確に決定することが必要です。

戸建ての場合

トイレの広さに関して、一般的な戸建てのトイレは、マンションのものに比べて広く作られています。
分譲マンションと同じ80cmのトイレ幅ですが、約40cmも奥行きがあるため、トイレ空間に十分な余裕があります。

余裕があるとより広々としたトイレ空間を確保でき、収納スペースや手洗い場を設置することも可能です。
特に、狭いトイレ空間に収納スペースを設置することで、生活感を感じさせないきれいなトイレ空間をつくることができるでしょう。

一方、戸建ての2階に設置するトイレや、狭小な住宅の場合は、分譲マンションと同じく、場合によっては、幅80cm×奥行き120cmに設定することもあるでしょう。

バリアフリー対応にする場合

高齢者や車椅子利用者の方にとって、生活スペースだけでなくトイレも無理なく利用できる環境が必要となります。バリアフリー対応のトイレは、標準サイズのトイレよりも広いスペースが必要です。
一般的には、幅120cm以上x奥行き160cm以上で約.75坪程度のスペースが必要とされます。

また、介助スペースが必要な場合には、通常、十分なスペースを確保するためには幅160~180cm程度、奥行きも同様に必要です。
トイレをバリアフリー対応にする際には、あらかじめ広さを確保できるかどうかの確認をすることが大切です。

トイレのサイズを決めるポイントは?

新しい家を建てたり、リフォームを行った時には、トイレの選び方も大切なポイントです。

最新のトイレや広いトイレを取り入れたいと思う方もいらっしゃるでしょうが、まず確認すべきは「必要最低限のスペース」です。

この必要最低限のスペースは、そのトイレの仕様や機能、そして使用する人数や配置などによって異なります。ここからはトイレのサイズを決めるポイントをケースごとに見ていきましょう。

分譲マンション

分譲マンションではトイレの広さが80cmx120cmですが、トイレを選ぶ際には、収まる便器を選ぶ必要があります。

通常のトイレの基準サイズである幅45cmx奥行き80cmでは必要最低限のスペースである幅75cmx奥行き120cmに収めることができます。

コンパクトなモデルを使用することで、トイレのスペースが余裕を持ってゆったりとした空間になるでしょう。

戸建て

戸建ての場合、通常のトイレサイズは、幅80cm×奥行き160cm程度です。奥行きには余裕があることが多いです。

もし幅45cm×奥行き80cmの標準サイズのトイレを導入すれば、必要最小限のスペースは十分に確保できることになります。
もしこのような広々としたトイレ空間を持っている場合、様々なものを設置することが可能です。

トイレットペーパーや掃除道具はもちろん、タオルや洗剤なども収納できる大きさの収納キャビネットを設置することで、見た目もスッキリとしたおしゃれな印象のトイレになるでしょう。

バリアフリー

バリアフリー対応のトイレは、介助スペースを含めた広さが必要です。
また、便器のサイズに限らず、車いす対応の便器を検討することが重要です。

手すりを取り付ける箇所や出入口の大きさや向きを検討することが重要です。
また、バリアフリー対応のトイレにする際には、介助スペースの設置だけでなく、排水や給水の問題も考慮する必要があります。
従って、トイレのサイズを考慮するときには、排水や給水の問題も考慮して設計する必要があります。

バリアフリー対応のトイレは、身体障害者が利用しやすい環境を提供するために必要な施設です。
しかし、単に介助スペースを設置するだけでなく、便器の寸法以外についても、しっかりと検討することが大切です。

まとめ

トイレの設計にあたり、最も重要なポイントは、便器や手洗い器、収納キャビネットなどの寸法に合わせた広さを確保することです。
多くの人が、希望の便器を設置した後に、トイレが窮屈すぎて使いにくくなったという失敗をしています。

便器を使用する際に不具合が生じないようにするために確認した上で、必要最低限のスペースを確保することが重要です。
また、手洗い器や収納キャビネットの配置も、トイレの広さに合わせて考えることが必要です。

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