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施主支給でおすすめのアイテムとは?施主支給のメリットも解説

2023/04/25

施主支給とは、建築物などの工事を行う場合、商品を施主自身が購入して現場へ搬入し、業者に取り付けだけを委託することを指します。
この方法は、施主が自己責任で商品を購入することにより、コスト削減ができるというメリットがあり、近年増加しています。
また、ネット上で商品のデザインを自由に探すことができるという利点も挙げられます。

しかし、施主支給する商品によっては、ハウスメーカーや建築業者に嫌がられたり、断られることがあることも事実です。
具体的に、嫌がられるアイテムとしては、耐震基準や安全性に満たないもの、施工に不安があるもの、納期に余裕のないものなどが挙げられます。
そこで、施主が支給できるおすすめのアイテムと、嫌がられるアイテムについて、詳しく解説していきたいと思います。

施主支給でおすすめのアイテムとは?施主支給のメリットも解説

施主支給とはどのようなもの?

施主支給とは、建築やリフォーム工事において、施主自身が商品を購入し、現場へ搬入することを指します。
一般的に、発注業務は施主が代行し、取り付け作業は業者に依頼することが一般的です。

この方法を利用することにより、施主は幅広い商品選択肢を持つことができ、自分の好みに合った設備やデザインを取り入れることができます。
施主支給は、住宅会社が担当する部分を自分で行うため、手間や時間がかかることがありますが、自分自身で商品を選ぶことによる満足感や、コスト削減ができるメリットがあります。

また、施主支給を利用する際は、施主が商品に必要な知識を持つ必要があり、鑑定業者等の専門家と相談しながら進めることが望ましいでしょう。
施主支給は、自分のこだわりを反映した設備やデザインを取り入れたい人にとって、有効な方法だと言えます。

施主支給のメリット

施主支給には、次のようなメリットがあります。
施主が設備品やデザインを自由に選択することができるため、自分の好みに合う、理想的な空間を実現することができます。

また、市販の製品には高品質にこだわったものもありますが、中には安価な商品も数多くあるため、施主が素材にこだわりを持って、採用することもできます。
その結果、高品質の素材を使用しながら、コストを抑えることもできるでしょう。

現在、世界的な物流の発展により、海外から様々な商品を取り寄せることが可能になり、より多様な選択肢が広がっています。
これにより、施主支給を利用することで、より多くのアイテムから選択することもでき、マイホームをより快適な空間に仕上げることができます。

施主支給おすすめアイテム

ここからは施工支給のおすすめアイテムについて解説していきます。

カーテン

カーテンは、住宅内装において比較的施主が支給可能なアイテムです。
ハウスメーカーにレールまでを取り付けてもらい、カーテンだけを施主支給する方法がおすすめされます。
レールまでの取り付けもハウスメーカーに依頼することで、不具合が生じた場合でも修理してもらえます。
ただし、自分でカーテンを手配する場合には商品の不具合が生じる可能性があります。

この場合、ハウスメーカーでは対応できないことがあることを念頭に置いておく必要があるでしょう。
一方、カーテン単体であれば、不具合が発生することが少なく、施主支給に適したアイテムであると言えます。

おしゃれな鏡は洗面台の一部として、インテリアの観点からも重要なアイテムです。
施主支給によって、また設備機器メーカーのものを使用することによって、自由度が下がってしまうかもしれません。
しかし、雑貨屋さんやネットで探すと、千差万別の鏡の中から自分好みの1点を見つけることができるでしょう。

例えば、自然素材で作られた、風合いのある鏡や、アンティーク調の鏡などがあります。
また、個性的な形状の鏡や、フレームにこだわった鏡など、デザイン性の高いものもたくさんあります。
鏡はただ自分を映すだけでなく、鏡の周りのインテリアも映し出されます。

そのため、鏡を変えることで、一気に室内の雰囲気を変えることができます。
お気に入りの鏡を見つけ、洗面台などに取り付けることで、おしゃれな空間を演出しましょう。

タオルリング

タオルリングはDIY住宅やリノベーションの際に施主支給としておすすめされるアイテムです。
メーカー品はシンプルなデザインのものが多いため、自分が好むデザインのものを探して、ネットなどで注文することができます。
また、サイズ感が小さいため、持ち運びにも便利です。

しかし、タオルリングを取り付ける際には注意点があります。
タオルをかけるときの高さによって使いにくくなったり、タオルの長さによっては洗面台についてしまうこともあります。

そのため、自宅でも保管ができる程度の大きさのタオルリングを早めに注文し、打合せの際に現物を見ながら設置位置を決定することが必要です。
このように注意すれば、タオルリングを失敗せずに取り付けることができます。

まとめ

建築現場で施主支給が行われる際には、施主側の経済的なメリットが存在しますが、ハウスメーカー側にはデメリットがあります。
例えば、建物に取り付ける小さなアイテムなどであれば、施主支給によって調達することができますが、大物などの場合、施主支給にすることによってトラブルが発生する可能性が高くなります。
そのため、ハウスメーカーとしては施主支給を避けたいとしている場合が多くあります。

しかし、施主自身もトラブルになることがあります。
特に、建物の配管や配線と接続が必要なものや、設置場所が重要なアイテムなどは、施主が自分で調達し、ハウスメーカーに取り付けさせることでトラブルが発生するケースが多く見られます。

そのため、施主支給をする場合には、小さなアイテムに限定し、大物はハウスメーカーに任せることが望ましいです。
施主自身が調達したアイテムが建物に合わず、ハウスメーカーに取り付けてもらえないというトラブルを回避するためにも、事前にハウスメーカーに相談し、慎重に選ぶことが重要です。

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