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2022/10/30
「別荘のリフォームできればいいな」「専門業者にお願いするといくらぐらい?」
「自分でもできるって本当?」別荘をリフォーム・リノベーションできたら素敵にすごせます。
この記事では別荘のリフォームを検討中の方や、これから購入を考えている方に向けてかかる費用や注意点についての解説と、セルフリノベーションをするために必要なDIYのポイントも紹介します。
この記事を参考に別荘ライフを楽しみましょう。
目次
別荘の立地は自然豊かなところが多く、一般住宅の環境とは大きく異なるためリフォームやメンテナンスにも違いがみられます。
一般住宅は快適に暮らすために作られており断熱精度を高く設定していますが、一方で別荘は一時的に利用するために作られており、断熱性能が低い場合もあります。
自然が多い環境の建物は劣化早まる傾向にあり、まわりに生えている樹木が多く湿度が高いのが原因となる場合が多いでしょう。
さらに、新築購入だと傷み具合が把握しやすいですが、中古購入の場合はシロアリや雨漏りなども心配です。
リフォームする場所による費用の例を紹介しますので参考にしてください。
リフォームは施工場所によって費用が大きく違います。
自分ではなかなかできない水回りと内装費用の一覧を紹介します。
リフォームを検討中の方は参考にしてください。
施工場所 | 費用 |
お風呂場 | 約90~120万円 |
キッチン | 約50~90万円 |
水まわりが故障した場合は生活にかかわる大きな問題になります。
自分での修理は難しいので専門業者に頼む必要があるでしょう。
上記は一般相場になりますので、修繕方法や機材の設置場所などにより大きく金額が変わります。
水回りは一度リフォームをすると、なかなか作り変えられない箇所です。
デザインなどをよいものにすると金額はかかりますが、より快適な暮らしが得られるでしょう。
施工場所 | 費用 |
クロス張り替え | 3,000~6,000円/坪 |
フローリング張り替え | 3万円~8万円/坪 |
クロスの張り替えやフローリングの張り替えは、大きく生活に支障はなくても取り替えると見た目もよくなり生活の質は上がります。
毎日暮らすところではないので少しのキズやへたりも気になりがちです。
フローリング張り替えは材料によって施工方法も違い、金額が大きく異なります。
別荘のリフォーム費用は一般住宅のリフォーム費用より高額になりがちです。
費用を抑えたい方向けに、次の章では自分でフローリングの張り替えをするときの費用の例を紹介します。
リフォーム費用が気になる方はDIYで修理もできます。
気に入った材料に張り替えができ、自分好みにセルフリノベーションできるでしょう。
必要な材料や道具の一覧を紹介します。
材料 | 用途目的 | 費用 |
フロアー材 | 床板の材料 | 15,000円/坪 |
釘・ボンド | フロアー材の固定 | 1,000円/坪 |
電動のこぎり | 材料の切断 | 2万円 |
電動ドリル | フロアー材の固定 | 1万円 |
手引きのこぎり | フロアー材の微調整 | 2,000円 |
メジャー、曲尺 | 長さと角度の確認 | 3,000円 |
床の張り替えには上記以外にも道具や材料が必要になり、8畳間(4坪)で計算すると9万円以上かかります。
施工面積が少ないほど工具が高額なため費用の坪単価は高くなります。
面積が大きい場合はチャレンジしてもよいですが、技術の部分で難易度は高めなので注意が必要です。
セルフリノベーションとはDIY(Do it yourself)で自分好みのリフォームをする方法を指します。
専門業者などには依頼せずに自分の力で自分好みに修理したり、変更したりする意味です。
すべての工程を自分でDIYするほかに、一部工程を自分でDIYする場合もあります。
DIYでは無資格ではできない工事もあります。
無資格でやると危険が生じるほかに罰則があるため注意が必要です。
電気工事は第二種電気工事士などの資格が必要になります。
延長コードなどでの配線はできますが、電気線の被覆を剥きつなげるのは禁止となっています。
ガス工事はガス機器設置スペシャリストなどの資格が必要です。
ガスは不備があった場合は危険をともなうので専門業者に任せた方がよいでしょう。
水道工事も給水装置主任技術者の資格が必要です。
公共の上下水道を利用しているエリアでの無資格工事は違法にあたります。
しかし、敷地内の工事をする場合は例外もあるようですが、専門業者に頼むのが無難です。
DIYで別荘をリフォームするときのメリットとデメリットはどのようなものがあるか検証しましょう。
● 費用が抑えられる
● 構造の理解ができる
● リフォーム方法を覚え、工具を購入すれば何か所も自分で修理できる
● 達成感が味わえる
● 失敗する可能性もある
● 成功してもアマチュアレベル
● 資材の手配と必要数の算出が面倒
● 購入資材はプロが仕入れるよりも割高になる
DIYでの修理はじっくりと考え、自分好みにアレンジすると達成感を得られますが、失敗する可能性や手間がかかるので知識がある方に聞けるのが大前提です。
チャレンジするときは建物の構造とセルフリノベーションのメリット・デメリットを把握したうえで判断しましょう。
本記事では別荘のリフォームとセルフリノベーションについて解説しました。
DIYでチャレンジもできますが、リスクを理解したうえで判断しましょう。
失敗や危険もあるので、まずは専門業者に見積もりを取ると見えてくるものもあります。
この記事を参考に別荘のリフォームを検討しましょう。