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土地なしで注文住宅を建てる流れとは?注意点と共に解説

2023/02/21

土地を探すところから注文住宅を建てる場合、土地がすでにある場合と比べて手間がかかります。どこから手をつけていいか悩む方も多いでしょう。
この記事では、土地なしで注文住宅を建てる流れを注意点と共に解説します。
ローンを支払うタイミングなども紹介するので、参考にしてください。

土地なしで注文住宅を建てる流れとは?注意点と共に解説

土地なしで注文住宅を建てる|予算の内訳

土地なしで注文住宅を建てる場合、土地探しから始めなければなりません。
そのため、土地がある場合に注文住宅を建てる場合より、土地を探す分時間がかかります。

土地の購入費用も必要です。
土地の購入から行う場合は土地もローンを組むのが一般的ですが、家のローンとは別に組みます。

土地と建物、同一でローンを一緒に組むことはできません。
土地を購入して手付金やローンを組み、次に建物の工事契約を結んでローンを組みましょう。

つまり、ローンを2つ組んで支払いをするのです。
頭金や手付金も土地の分と建物の分の2つ必要です。
土地なしで注文住宅を建てる場合、まず住宅の購入費用として貯めてあった費用をどこにどの割合で使うか考えましょう。

例えば、頭金が1,000万ある場合、土地と建物に500万円ずつ使ったり、土地に800万、建物に200万と使ったりする方法もあります。
土地が高い地域なら、土地に多めに使って建物をシンプルなものにするなど、家を建てる場所や希望によって内訳をよく考えてください。

予算決定後に注文住宅を建てるまでの流れ

ここでは、注文住宅を建てるまでの流れを土地探しから解説していきます。
どのような流れで家を建てるのかがわかるので、参考にしてください。

1.土地を探す

まずは、土地探しから始めましょう。
土地によって建てられる建物の種類や高さが決まります。
建てる家のイメージがはっきりと決まっている場合は、その家が建てられる土地を探してください。

不動産会社に足を運ぶほか、ハウスメーカーに相談したりインターネットも活用したりして土地探しをしましょう。
家同様に、土地も昼と夜異なる時間に足を運んで環境を確かめてみましょう。

新興住宅地の場合は、整地される前の環境も調べてみましょう。
軟弱な地盤だと、整地費用が別途かかる点には注意が必要です。

2.土地の売買契約

希望の土地が見つかったら、売買契約を結びます。
この際には、手付金とローンの頭金が必要です。

ローンを組んで土地を買う場合、土地の購入を決めたら住宅ローンに申し込んで審査を受けてください。
無事にローン審査を通過したら土地の売買契約を結びます。
これで、土地の工事が自由にできるようになりました。

土地が自分のものになったら建築士やハウスメーカー、工務店などを回って希望通りの家を建ててくれる業者を探します。

3.建物の工事請負契約

家を建てるハウスメーカー、工務店などが決まったら建物の工事請負契約を結びます。
工事請負契約を結んだら、住宅ローンの審査を受けましょう。

ここでトラブルが発生すると住宅ローンの審査が通らない場合もあるので、自分たちの希望と契約内容が異なっていないかなど、契約書はすみずみまで確認してください。
契約を交したあと「実は不満があった」などとなっても、契約解除できない可能性もある点には気をつけてください。

4.工事着工

ローンが通ったら、いよいよ工事着工です。
なお、このときに頭金を支払うケースもあります。
土地と建物を、両方を購入して注文住宅を建てる場合、数百万単位のお金が何回かに渡って出ていきます。

すぐにまとまった現金を動かせるようにしておくか、資金が足りない場合はつなぎ融資なども利用してください。

5.建物の完成と引き渡し

建物が完成したら、不備がないかハウスメーカーや工務店の担当者と共に確認し、納得すれば引き渡しをします。
建物が引き渡された時点で、住宅ローンの支払いが開始されます。

土地の費用をローンを組んで支払った場合、土地のローン支払いはもう始まっているかもしれません。
月々支払うローンが増える感覚です。

土地探しから建物の引き渡しまで順調にいけば数か月、手間取った場合は1年以上の時間がかかります。
特に、いろいろな土地を見て回ると時間がかかりがちなため注意しましょう。

注文住宅を作る流れ|土地なしの場合の注意点

ここでは、注文住宅を土地なしの状態から作る場合の注意点を紹介します。
これから土地探しから初めて家を建てる予定がある方は、参考にしてください。

土地を決まってから建物の設計をはじめる

前述したように、土地は建てられる建物の種類や大きさ、高さが決まっています。
地域によっては3階以上の建物は建てられなかったり、外壁や屋根の色の指定があったりするかもしれません。

また、土地の形や周囲の条件によって建てられる建物のデザインが決まります。
ですから、必ず土地を購入してから建物の設計を始めてください。
土地の購入前に建物の設計をしてしまうと、修正が必要になる可能性もあるため気をつけてください。

まとまったお金が何回かに別れ出ていく

建売住宅やマンションを購入する場合、住宅ローンの審査は1回です。
しかし、土地の購入と建物の建築の両方を行う場合、土地の取得と住宅の引き渡しはタイムラグがあるので、住宅ローンは別々に組みます。

また、頭金や手付金などで何回かにわけてまとまった金額が出ていきます。
そのため、前述したようにまとまったお金をすぐに動かせるような状態にしておきましょう。

まとめ

土地から探して住宅を建てる場合、数か月~1年単位の時間が必要です。
ですから、「子どもが小学生にあがるまでに家を建てたい」といったふうに期限がある場合は、早めに行動を開始しましょう。

よい土地は早い者勝ちです。
滅多に出ないところに売地が出た場合にも、すぐに行動しましょう。
手付金を払えば、仮押さえは可能です。
インターネットなどを駆使して、上手に情報を集めましょう。

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