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注文住宅の外観を決める3ステップ!デザインの決め方や注意点も解説

2022/12/21

注文住宅をオーダーするのであれば、外観にこだわりたいと感じるのは当然です。
しかし外観を決める際、どの部分に気をつけたらよいのかわからない方は多いのではないでしょうか?

本記事では、外観の種類や決め方のポイント、失敗しないための注意点などを解説していきます。
完成したあとに想定と違ったと後悔しないためにも、外観の決め方について知っておきましょう。

注文住宅の外観を決める3ステップ!デザインの決め方や注意点も解説

注文住宅の外観として人気のある3つのデザイン

注文住宅の外観として人気のあるデザインは以下の3つです。

1. モダンスタイル|シンプルで万人受けするデザイン
2. ナチュラル|暖かく柔らかな印象のデザイン
3. シンプル|洗練されて無駄のないデザイン

それぞれのデザインについて解説していきます。

1.モダンスタイル|シンプルで万人受けするデザイン

モダンスタイルは、シンプルかつシックで、老若男女に人気のあるデザインです。
引き算の考え方が活かされており、直線的で装飾が少ないデザインとなっています。
メインカラーにモノトーンが選ばれる場合が多いです。

より個性を出したいときは外壁の素材にこだわるとよいでしょう。
例えば、以下のような工業的な素材を取り入れる方法があります。

● ガラス
● 金属
● コンクリート

ほかにも、ワンポイントで木材を取り入れる方法もあります。

2.ナチュラル|暖かく柔らかな印象のデザイン

ナチュラルなデザインは、見る方に柔らかな印象を与えます。
木目調をメインとし、曲線を程よく取り入れるのが特徴です。
メインカラーとしてベージュ・ホワイトなどのナチュラルなカラーがよく選ばれています。

素材そのもののよさを活かしたデザインとなっており、植栽との相性も抜群です。
漆喰を取り入れると、より柔らかでナチュラルな印象に見えます。
花や緑が好きな方や女性に好まれているデザインです。

3.シンプル|洗練されて無駄のないデザイン

シンプルなデザインは、外観に無駄がなく洗練されています。
流行にとらわれないため、年齢・性別問わず長く愛されるのが特徴です。

一軒だけで見ると、シンプルゆえに物足りない印象があるかもしれません。
しかし、住宅街の中にあると凛とした佇まいが際立ちます。

シンプルなデザインなので維持管理も負担になりませんし、流行に左右されないので、売却する際も高値がつきやすいです。
装飾が少ないので、建設時のコストも下げられます。

注文住宅の外観を決める手順3ステップ

注文住宅の外観を決めるには、以下の手順を踏むとスムーズに進みます。

1. 家のコンセプトを設計する
2. 家の形を決める
3. 外壁の素材やカラーを決める

外観は住宅の顔ともいえる部分です。
失敗のないよう、各ステップの詳細について見ていきましょう。

1.家のコンセプトを設計する

はじめに家のコンセプトを決めていきます。
コンセプトとは、前述で解説した「シンプル」「モダン」といった外観のイメージです。
紹介したデザインのほかにも、以下のようにさまざまなコンセプトがあります。

● 和風
● ヨーロッパ風
● エレガントなデザイン
● 北欧風

大枠を決めておくと、あとの細かな項目も選択しやすいです。

2.家の形を決める

コンセプトが決まったら、家の形を決めます。
決める際の考え方については以下を参考にしてください。

・凹凸が多い

・平面に1〜2個の凹凸がよいバランス

・外観先行、間取り先行ではなく同時進行で決めていく

屋根 ・急な勾配はとダサい印象を与える

・屋根も含めてバランスを整える

・上下左右のバランスを整える

そのほかにもご自身が譲れないポイントがあれば、整理しておきましょう。

3.外壁の素材を決める

外壁に使われる主な素材と特徴は以下の通りです。

サイディング ・コスト・機能性のバランスがよい

・デザインも豊富

木材 ・年月が経過するごとに味が出てくる

・カビ防止のメンテナンスが必要

塗り壁 ・唯一無二で防火性に優れている

・ひび割れしやすく汚れやすい

コンクリート ・耐火性・防音性に優れている

・カビ・結露が発生しやすい

それぞれのメリット・デメリットを理解して、どの素材を利用するのか検討しましょう。

注文住宅の外観をおしゃれにする3つのコツ

注文住宅の外観をおしゃれにするには、以下のポイントに留意しましょう。

1. 複数の色を使用しない
2. カラーサンプルは大きなものを見せてもらう
3. 流行を取り入れすぎない

各ポイントの詳細について解説していきます。

1.複数の色を使用しない

外壁に複数の色を使用するのは、あまりおしゃれとはいえません。
バランスが悪くなり、ダサい印象を与えてしまいます。
使用する色は1〜2色にとどめておくとよいでしょう。

また、選ぶ色によっても印象が変わってきます。
色に対する印象を以下の表にまとめたので、選ぶ際の参考にしてください。

明るい印象
スタイリッシュで高級感が出る
グレー 洗練された印象
ダークグレー クールで落ち着いた印象
ベージュ 温かみのある印象

ご自身の印象と一致するカラーを選んでもよいでしょう。

2.カラーサンプルは大きなものを見せてもらう

外壁の色を決める際は、カラーサンプルの中から選びます。
見せてもらう際は、なるべく大きなサンプルを用意してもらいましょう。

また、できれば日光の下で色を確認したほうがよいです。
室内灯と日光では、色の見え方が大きく違うためです。

室内灯の下で好印象であっても、実際に施工してみると想定と違った色であるケースも珍しくありません。
外壁は気軽に変えられるものではないので、慎重に選択しましょう。

3.流行を取り入れすぎない

流行を取り入れすぎるのも、あまりよい選択肢とはいえません。
個人の好みなので一概に悪い訳ではありませんが、10年・20年後には「古臭い」外観になっている可能性があります。

建てたあとも長く住むつもりなのであれば、数十年後も愛着を持てるデザインにしましょう。
長く愛されているデザインは、やはりシンプルなものが多いです。

人生で1番多くの時間を過ごすであろう大切な自宅は、何十年も愛していけるようなデザインを心がけましょう。

まとめ

注文住宅の外観を決める際は、まずコンセプトを決定します。
そのあと、家の形や外壁の素材の順番に決めていくと、スムーズで自分好みの外観を見つけられます。

なお、流行を取り入れすぎると数十年後には古臭い家になってしまう可能性があるため、注意しましょう。

トリイ建設では注文住宅の施工も行っており、フルオーダーで理想の住宅が建設可能です。
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