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2023/02/22
新築住宅を建てる際、玄関ドアの色で悩むのはよくありがちな悩みです。
玄関はその家の顔であり、玄関を見ればその家の全体がなんとなくわかり、家族の暮らしも見えるものです。
「玄関選びは失敗したくない」
そう思って選んだ玄関ドアの色が思った色ではなく、「失敗した!」感じる方もいるでしょう。
「カタログや色見本をちゃんと確認しても、実際に取りつけてみると思った色ではなかった」
そう後悔しても、交換するには費用がかかるのでなかなか再塗装に踏み出せない方も多いです。
この記事では玄関ドアの色を選ぶ際のポイント、注意点、失敗した際の対応を紹介します。
玄関ドアの色がもたらすセキュリティ効果も説明するので、玄関ドア選びについて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
玄関ドアの色を単品で選択すると、失敗する場合が多いです。
なぜならば、玄関ドアのみでは見ないからです。
玄関ドアのまわりには外壁があり、家があります。
そのため、トータルの色合いが揃っていなければ違和感を感じるのです。
「カタログで見たときはあんなに素敵な色だったのに、取りつけたら思ったようなイメージとは違っている」と落胆しないよう、玄関ドアの色選びは慎重に行いましょう。
玄関ドアの色選びはとても難しいですが、以下の基準を守れば選択は楽になるでしょう。
● 外壁との色合いをチェック
● ドアの形
● 採光窓の有無
玄関ドアの形や窓の有無も確認すれば、違和感を感じにくい玄関が作れます。
家の顔ともいえる玄関の色は、その家の印象にもつながるため慎重に選びたいものです。
色によって雰囲気は大きく変わるので、値段だけで選ばないよう気をつけましょう。
玄関ドアに適した色と、それぞれの特徴を紹介するのでぜひご覧ください。
玄関ドアの色としては白はポピュラーであり、外壁などとミスマッチがありません。
玄関ドアの色選びに悩んだときには、白の玄関ドアを選ぶのもよい方法です。
ただし、白は汚れが目立ちやすく、色落ちした場合に目立ちます。
外壁の手入れやメンテナンスを怠らないようにしましょう。
アイボリー・ベージュ・ブラウンなどの色は、玄関ドアの色として多く使われ、現在の我が家はこの色だという方も多いはずです。
白い外壁との相性もアイボリーはよいので、玄関だけ浮いてしまうなどの問題が起きにくい傾向にあります。
重厚な雰囲気を持つ玄関ドアや落ち着いた色の外壁であれば、ブラックやグレーの色を選ぶのもよいでしょう。
汚れに強いカラーリングであり、多少の傷も目立ちにくいブラック・グレー色は、メンテナンスも楽な傾向にあります。
スタイリッシュなシルバー色は、ステンレス・アルミ・スチール製の玄関ドアにぴったりです。
金属のクールな印象とシルバーカラーのスタイリッシュさが合わされば、かっこよい玄関を演出できるでしょう。
玄関ドアに合う色を紹介しましたが、失敗しない色を選ぶためのポイントを3つ紹介します。
紹介するポイントを押さえて色選びをすると、失敗や後悔をしないため、玄関の色選びに迷う方は必見です。
気に入った色の玄関ドアを使いたいと思っても、外壁とかけ離れた色の場合、悪目立ちしてしまいます。
玄関だけ色が浮いてしまうと、なんとなくしっくりしないと感じられてしまいます。
逆に外壁と同色にしてしまうと、玄関ドアだけが浮く心配は減るはずです。
しかし、メリハリがなくなり面白みは少なくなるでしょう。
悪目立ちしない外壁にマッチした色を選びつつ、同色・淡い色・白などを選ぶとメリハリがあり、かつ違和感の少ない玄関を作れます。
色選びに失敗しないためには、売れている色を選ぶのも失敗しないポイントです。
売れている玄関ドアは、さまざまな外壁にマッチする色を使用しているケースが多いです。
色選びに悩む場合は、売れている玄関ドアの色を選ぶと失敗する可能性を減らせます。
なお、売れているドアのカラーやデザインは無難な傾向が強いため、この選び方は個性的なドアを選びたい方には向きません。
よかれと思って選んだ色が汚れやすく傷が目立ってしまうと、メンテナンスの頻度が増えてしまいます。
白や淡い色の玄関ドアは経年劣化していくと色褪せが目立つので、ほかの色の玄関ドアよりも交換や塗り替えなどの必要性を早く感じるはずです。
色を選ぶ際には、自身がどれだけドアのメンテナンスに手間をかけられるかも考えましょう。
玄関ドアの色でセキュリティ対策にはなりませんが、玄関ドアによる抑止力にはなるでしょうか?
目立つドアは侵入者や不審者が玄関に立つと目立つので、犯罪の抑止効果を得られます。
しかし、空き巣は目立つ玄関ドアや窓がある家に入りやすいため、このドア選びの方法は一長一短です。
玄関ドアのインパクトが強く、実際に何が起きているか印象に残らないデメリットもあります。
目立つドアがセキュリティ対策になり、地味な色のドアがセキュリティが弱いとはいえないのです。
玄関ドアは毎日家族が使用する場所であり、他者と自分をつなげる場所です。
たかが玄関ドアと思うかもしれませんが、玄関ドアの色によって印象も大きく異なるので、色選びはとても大切といえるでしょう。
色選びを失敗したからといって、簡単に交換はできないので、紹介したポイントなどを参考に家に合った玄関ドアの色を選んでください。
玄関ドアの色はセキュリティにもなるので、専門業者に色合いを相談を検討してみましょう。